2024-2025 総合カタログ
23/397

22総合病院の整形外科で治療をしていた頃からずっと、患者様が回復するまでを見届けたいという思いがあり、2023年6月に福岡市で開業しました。整形外科は大きく外傷と障害に分かれますが、慢性的な不具合のある患者様を画像診断して異常がなければ何もしないという治療を以前からやめたいと思っていました。当院がめざすのは、患者様を元の活動、生活に戻すことです。手術が必要のない患者様もたくさんいらっしゃいますが、画像診断だけではわからない原因をさまざまな方法で探ります。リハビリテーションにおいても必ず目標をつくり、そこに到達するためのトレーニングを実施しています。そのためにも評価は不可欠で、トレーニング後の結果を目に見えるかたちで共有することで、リハ内容や自身の身体の状況をより詳しく理解していただき、効果的なトレーニングへとつなげています。リハビリテーションの評価は人によって違いが出てしまいます。筋電図や動作解析で客観的に評価できれば、スタッフ同士や患者様とも共有しやすく、アプローチがしやすいと考えていました。他社の機器も検討しましたが、シンプルかつ求めていた機能を備えた酒井医療の評価機器ウルティウムを導入しました。また、酒井医療の「自立と回復、さらなるパフォーマンスアップを支援する」という考えに共感したこともきっかけです。大谷選手をはじめ、多くのアスリートをサポートしていることで「スポーツ」というイメージもついていたので、当院にピッタリだと感じました。筋電図や動作解析機器を運用するには少し時間がかかりますが、可院長 松井 元 先生視化することで患者様の納得が得られ、目に見えない症状の発見につながっているので、使いこなすことができれば可能性はさらに広がると感じています。筋電図などを臨床で使うのは初めてだったので大変だろうと思っていましたが、使い方を最初にレクチャーしていただき、またセミナーにも参加して筋電図に対する理解をより深めることができたので、現在は安心して使用することができています。酒井医療には筋電図の専門スタッフがいて、不明点も問い合わせればすぐに返事をいただけますし、時々来院して対面で教えていただけるので、サポート面に不安は感じていません。超音波治療は、バッテリーが内蔵されており持ち運びが可能なため使い勝手がいいところもポイントです。今はまだ開業して間もないため機器に慣れるので精一杯ですが、ゆくゆくはラジオ波を当てながら可動域訓練を行うなど、さらに効率的に使用できればと思っています。酒井医療 納入機器ウルティウムEMG & Motionフィジオ5Dフィジオ アクティブ HVフィジオ ラジオスティム プロフィジオ ソノ左から、内田先生、黒木先生、森田先生福岡県福岡市中央区まつい整形外科 桜坂スポーツ関節クリニック開業されることになった経緯と、貴院の特徴を教えてください。酒井医療の評価機器を導入された理由を教えてください。実際にリハ機器を使用した感想を教えてください。まつい整形外科 桜坂スポーツ関節クリニック 様User Report vol.1患者様を元の活動・生活に戻すためには、客観的な評価と目標に向けたリハビリテーションが不可欠。

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る