27当法人の運営する特別養護老人ホームの特徴のひとつが、お風呂です。前身となるグループホームでは、長く入居されているご利用者様のADLが徐々に低下し、お風呂を怖がる方がいらっしゃいました。介護の中でも重要な入浴が難しい方、不安に思う方がいることをとても残念に感じていました。新たな施設では、「ご利用者様が安心して暮らせる終の住処」でありたいという思いとともに、さまざまな体格や身体状況に応じて「お風呂を選択できて、安心して」入浴できる入浴装置の導入が必須だと考えました。2015年にオープンした特別養護老人ホーム南小町では、エレベートバス、ライラックプラス、パンジー i、一般浴を導入。2020年開設の特別養護老人ホーム蔵波には、これに加えてホーミィイースも導入しました。全ての浴室には窓があり、自然な採光のもと開放的な浴室となっています。 他の2つの施設で実績があり、使い勝手も申し分ないため、同様の設備に加え、シャワー浴アラエルも設置しています。アラエルは、簡易に操作でき、すぐに温かいドーム内で入浴していただけることにとても魅力を感じました。チェアーに座ったまま段差なくスムーズに浴槽に出入りできるのは、ご利用者様にとっても安心感があると思います。また、何らかの異変を感じた時は、チェアーを後ろに引くことで、すばやくアラエルから出ることができることも安全確保の面で大きなメリットです。そして、パンジーiのひのき柄を採用したことも私たちのこだわりのひとつで、浴室の壁面と合わせ明るい木目調で統一したことにより浴室全体が温もりあふれる「ご家庭のお風呂」をつくることができました。アラエルのウルトラファインバブルのよさを実感しています。ご利用者様の肌は、私たちの皮膚と比べると薄くて弱いため、ゴシゴシ洗うことはできません。でもウルトラファインバブルは、細かい泡が身体を包みこんで、やさしく洗いながら汚れを洗い流してくれます。 しかも、シャワー浴なのにしっかり温まることにも驚きました。ドーム内でシャワーにあたるだけできれいになり、身体の芯まで温まっていただくことができます。湯上りの肌もすべすべしっとりとして「高齢者の皮膚のことをよく考えたシャワー浴だな」 と感じています。ライラックプラスのよさについては南小町ですでに実感していましたが、お湯につかりながらマイクロバブルで洗浄もできるということで、さらなる効果を期待しオプションとしてつけました。お風呂に入ってリラックスすることで食欲が促進されたり、よく眠れたり、リフレッシュすることで、誰かと会って話がしたいという気持ちになったりします。お風呂から始まるこうした小さなきっかけや当たり前のことを、ご利用者様へ安全に提供したい。酒井医療には、そんな私たちの希望を形にする製品とサービスに対する向上心を感じることができて、心強いです。酒井医療 納入機器アラエルライラックプラス（マイクロバブル仕様）エレベートバスパンジーi ひのき柄千葉県千葉市社会福祉法人永和会 特別養護老人ホーム御殿町ご施設の理念やサービスの特徴を教えてください。酒井医療の入浴装置を導入された理由を教えてください。実際に入浴を提供された感想を教えてください。社会福祉法人永和会 特別養護老人ホーム御殿町 様User Report vol.4ADLに応じた入浴で、ご家庭のお風呂のような心地よさを感じていただきたい。
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