2025-2026 総合カタログ
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25● 多用途筋機能評価運動装置● 圧力波治療器● 超音波治療器 フィジオ ソノ● ハイボルテージ電気刺激治療器フィジオ アクティブHV● 3Dシフト干渉波治療器理学療法士 中田 周兵 先生中田先生:アスリートは、関節や筋のトラブルだけでなく、内科的問題を抱えていることも少なくありません。例えば、栄養士が入院中の筋量を維持できるよう栄養を管理し、我々PTが手術翌日から適量のリハを行うといった連携を図ることで、競技復帰までの日数を少しでも短縮できるようにする。頻繁に疲労骨折する女性 アスリートには、運動療法だけでなく、婦人科医による治療も同時に行うといった方法をとることが、当センターの特徴的な取り組みです。― 酒井医療の評価機器や物理療法機器を採用いただいた理由を教えてください。高森先生:治療の過程では、客観的な指標が必要です。そのための測定器として、科学的なエビデンスと、広く使われてきた実績があるバイオデックス システム4を導入しました。手術前後の評価はもちろん、中高生たちのメディカルチェックにもバイオデックス システム4を活用しています。成長を目に見える形で自己確認し、それがモチベーションになることを期待しています。いずれは、こういう子はこういう怪我をしやすいという関連性が見出せれば、予防にもつなげられると考えています。中田先生:バイオデックス システム4は、ぜひ導入してもらいたいと考えていました。半年から1年に及ぶリハのなかで、今の状態を 数値で示すことは、本人が回復を実感するきっかけとなり、モチベーション維持に役立ちます。また、必ず導入したかったのはショックマスターです。腱障害など、変性した患部に対して直接的に治療できるのは、ショックマスターならでは。加えて超音波治療器やハイボルテージ治療器も、硬くなった奥深くの患部に温熱を 加えたり、首や肩の神経障害の鎮痛など、適応範囲が広く重宝しています。―今後の展望について教えてください。高森先生:「ここに来ればなんとかしてくれる」。アスリートたちにそう思われるセンターを目指したいですね。そのためには「スポーツ総合診療」という考え方を、日本に浸透させることが私たちの使命だと考えています。スポーツというツールを使って、アスリートたちが楽しく快適な生活、そしてゆたかな人生が送れることを願っています。中田先生:物理療法はちゃんと理解すれば、適応範囲は想像以上に広く、目的に沿った治療効果も得やすい。これからも運動療法と物理療法を両輪として活用し、スポーツ理学療法を日本中に広めていきたいです。医療法人 徳洲会 湘南鎌倉総合病院スポーツ総合診療センター様(神奈川県鎌倉市)【酒井医療 納入機器】バイオデックス システム4ショックマスターフィジオ 5Dスポーツ総合医療の意義を広め、アスリートたちのゆたかな人生を支えたいバイオデックス システム4での客観的な評価が長期に及ぶ治療のモチベーション維持に役立つ

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