2025-2026 総合カタログ
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30vol.ご利用者はもちろん、近隣の方々にも親しまれる施設を目指して大田区内にオープンUser Report副施設長 高瀬 靖祥 様理学療法士 森谷 奈々 先生―貴施設の理念について教えてください。高瀬副施設長:当施設は2024年7月にオープンし、『里山時間』をコンセプトに掲げています。施設の近くを流れる呑川のように、ご利用者が安心して生活できる空間でありたいという思いを込めています。それに加えて、地域に根付いた施設運営を目指し、ご利用者と地域の方がふれあえる環境づくりを積極的に行っています。例えば、定期的に開催している『介護予防体験』や関東近郊の地域の野菜を販売する『里山マルシェ』には、近隣の方達が足を運んでくださっています。また、ロビーでやっている駄菓子屋には、近隣のお子さんたちが訪れ、楽しくあたたかな雰囲気が自然と生まれています。そういった取り組みを通じて、地域の方たちに、まずは『グリーンライフ仲池上』を知っていただき、永く愛していただける施設を目指しています。― リハビリテーションのこだわりや機器選定のポイントを教えてください。高瀬副施設長:住み慣れた地域で最後まで暮らし続けることができるよう、地域包括ケアシステムが推進される中、我々介護施設もより一層リハに注力すべきだと考え、10年ほど前から、在宅復帰プログラムを始めました。森谷先生:リハに取り組む方の中で、「在宅に帰りたい」という強い思いがある方、その実現の可能性が高い方には、個別リハをメインとした在宅復帰プログラム『我が家へ帰ろうプラン』をご提供しています。ご自宅に伺って生活環境を拝見し、在宅復帰を見据えてメニューを組み立てるなどの取り組みを実施しています。これは、私たちPTが常駐しているからこそご提供できるサービスだと自負しています。それと合わせて、介護スタッフも操作できる機器を中心に導入しています。5階のリハ室には、プレクサーやプレステップ、専属PTと介護スタッフの協力で、日常的なリハの提供を目指す介護付有料老人ホーム グリーンライフ仲池上様地域密着、在宅復帰をキーワードにリハビリテーションに力を入れたサービスを提供。04

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