評価 (1)角度計を使った関節可動域の評価(角度計シリーズ)
手指/手関節の関節可動域の測定方法
関節可動域評価は、参考可動域角度や健側の可動域角度と比較し、治療計画を立てるための情報を得ること、治療後の継続的な計測により効果判定をおこなうことです。ここでは、基本的な手指関節可動域の評価を紹介いたします。
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角度計を使った関節可動域の評価
関節別測定方法
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示指MP関節伸展
(参考可動域角度)
MP屈曲・・・90°
MP伸展・・・45° -
示指PIP関節屈曲
(参考可動域角度)
PIP屈曲・・・100°
PIP伸展・・・0° -
小指DIP関節屈曲
(参考可動域角度)
DIP屈曲・・・80°
DIP伸展・・・0° -
母指掌側外転
(参考可動域角度) 90° -
手関節掌屈
(参考可動域角度) 90° -
示指外転
- 記録用紙ダウンロードxls【23KB】
手指関節可動域評価の記録用紙です。
手指用ゴニオメーター
手指専用のコンパクトなゴニオメーター。
専用だからこその測定のしやすさを追求しました。
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手掌の背側に乗せて計測できます。
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30°までの過伸展にも対応できます。
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底面メジャーでPPDやTPDの測定ができます。
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手指外転計測
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示指PIP関節屈曲
大関節の計測例 (肩関節)
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① 角度計を180°開き、計測軸を関節の基本軸にあわせます。
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②回転角度盤の鋼球が鉛直に静止後、鋼球の中心に0°の目盛りが合うように回転角度盤を回します。
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③関節の移動軸に計測軸を合わせ、回転角度盤の鋼球が鉛直に静止した角度を計測します。
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中関節の計測例 (肘関節)
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中関節の計測例 (手関節 回内外計測)
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